事業承継・引継ぎ補助金とは、事業再編、事業統合を含む経営者の交代を契機として経営革新等を行う事業者が受給できる補助金です。
この記事では、事業承継・引継ぎ補助金についてご説明します。

事業承継・引継ぎ補助金には、①経営者交代型、②事業再編・事業統合支援型の二つがあります。

①経営者交代型
事業承継（事業再生を伴うものを含む）を行う個人および中小企業・小規模事業者であり以下の3つの条件を満たすものが受給できます。

その条件とは、
(1)事業承継を契機として、経営革新等に取り組む、または、事業転換に挑戦する者であること。

(2)産業競争力強化法に基づく認定市区町村または認定連携創業支援事業者により特定創業支援事業を受ける者など、一定の実績や知識などを有している者であること。

(3)地域の需要や雇用を支える者であり、地域の需要や雇用を支えることに寄与する事業を行う者であること。
の3つです。

②事業再編・事業統合支援型
事業再編・事業統合支援型の場合、事業再編・事業統合等を行う個人および中小企業・小規模事業者で3つの要件を満たすものが補助金を受給することができます。

その条件とは、
(1)事業再編・事業統合等を契機として、経営革新等に取り組む、または、事業転換に挑戦する者であること。
(2)産業競争力強化法に基づく認定市区町村または認定連携創業支援事業者により特定創業支援事業を受ける者など、一定の実績や知識などを有している者であること。
(3)地域の需要や雇用を支える者であり、地域の需要や雇用を支えることに寄与する事業を行う者であること。
の3つです。

そして補助金の内容は以下のようになっています。
■事業承継・引継ぎを契機とする新たな取組や廃業に係る費用の補助
①経営者交代型
補助率：1/2
補助金上限額：250万円
上乗せ額：200万円

②M&A型
補助率：1/2
補助金上限額：500万円
上乗せ額200万円

■事業引継ぎ時の士業専門家の活用費用の補助
専門家活用型
補助率：1/2
補助金上限額：250万円
上乗せ額：200万円（売り手のみ）

※どの場合も上乗せ額は廃業を伴う場合に限る

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